「まほう、もっと見たい?」
ここは子供たちばかりの国。
つまり、好奇心のかたまりでできている国といっても過言ではない。
見たくない、わけがない!
「そしてね、このまほうは、みんなが仲良くなるまほうなの。」
ティンクがそういうと、
「なにそれ~~~~!」
と、こどもたち。
「べ・べつに仲良くなんてしなくていいもん。」と、ほっぺをふくらませたタイガーリリー。
「それはこっちの台詞だい!」と、ピーターパン。
「そうだそうだ!」
やんややんやの大合唱。
ティンクはその様子をだまって座ってみていたが、耐えかねたように、立ち上がり、
「こらこら、またけんかかい?!」
「しょうがないな、呼んでやるか。」
ティンクが突然、叫んだ。そしてきれいな声で唄った。
「LA-BOT!おいで!カモ~ン!LaLaLaLaLa~~~~~~~~~♪」
すると、あたりに煙がたちこめた、
とおもったら、
「LaLaLaLa・La~~~~~~♪」
なんだかへんてこなロボットが煙の中からぼよん!と現れた。
いやはや、こりゃ本当にまほうだね。
to be continued........