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作/オダミヤコ 画/エオン

サウンドオブピーターパンvol.4


「まほう、もっと見たい?」

ここは子供たちばかりの国。

つまり、好奇心のかたまりでできている国といっても過言ではない。

見たくない、わけがない!

「そしてね、このまほうは、みんなが仲良くなるまほうなの。」

ティンクがそういうと、

「なにそれ~~~~!」

と、こどもたち。

「べ・べつに仲良くなんてしなくていいもん。」と、ほっぺをふくらませたタイガーリリー。

「それはこっちの台詞だい!」と、ピーターパン。

「そうだそうだ!」

やんややんやの大合唱。

ティンクはその様子をだまって座ってみていたが、耐えかねたように、立ち上がり、

「こらこら、またけんかかい?!」

「しょうがないな、呼んでやるか。」

ティンクが突然、叫んだ。そしてきれいな声で唄った。

「LA-BOT!おいで!カモ~ン!LaLaLaLaLa~~~~~~~~~♪」

すると、あたりに煙がたちこめた、

とおもったら、

「LaLaLaLa・La~~~~~~♪」

なんだかへんてこなロボットが煙の中からぼよん!と現れた。

いやはや、こりゃ本当にまほうだね。

to be continued........


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