「誰?」
どこからかつぶやきがきこえた。
声の主を探すでもなく、ティンカーベルは答えた。
「決まってるじゃない!かわゆい妖精、ネバーランドのアイドル、ティンカーベルよ」
「・・・・・・でかすぎ・・じゃ、ないですか?・・・」
なるほど、ティンカーベルはそこに居合わせた誰よりも大きかった。
単純に見積もっても倍以上はある背丈。そして体重は3倍以上、いやもっとず~っと、?倍以上はありそうだ。
ティンカーベルは手乗りサイズのはずなのに。
あたりまえすぎるみんなの疑問にティンカーベルは鼻をふふんと鳴らしながら、
「まほう、よ」とだけいうと、こう言葉を続けた。
「みんな、私の魔法、もっと見たい?」
「う?う、うん。み・た・い・かも?」
怖いものみたさ、である。
はてさて、ティンカーベルの魔法っていったい?・・・・・
to be continued...............